愛しのジャック・ブラック

アメリカン・アイドルのシーズン10がレベルが高くて面白いせいか、最近コメントを寄せてくださる方もいてうれしい。そもそもブログを書き始めたのもmixiのような知りあいがメインなだけでなく、かといってツイッタ―のようなつぶやきではなく、自分が仕事や日常を通して感じ取ったことを不特定多数に向けて記録として残したかったからである。

特に私のようなコンテンツ制作をしている人間にとっては、ブログに様々な事象を書くことで自分が世間からどのくらいの立ち位置にいるのか、自分の関心事が世間ではどの程度関心を持っているのかをはかるマーケティングや世間を知るバロメーターにもなっているし、その時期その時期で流行りものが異なるので資料にもなる。

最近アメリカン・アイドルやアメリカン・ダンス・アイドルの感想を書いた後に最後に何気に私もジャック・ブラックが好きですというコメントがあり、ジャック・ブラックは人気があるなあとうれしく思った。

私が存命中の俳優で好きなのはダニエル・デイ・ルイス、ヒュー・ローリー、ロバート・ダウニーJr.そして何よりジャック・ブラックである。考えてみたらみんな音楽の才能もある。声がいい。

ジャック・ブラックを知ったのはファレリー兄弟の『愛しのローズマリ―』(そういえばこれグウィネス・パルトロウ共演だった)、『ハイ・フィデリティ』などの作品で、特に後者はジョン・キューザック映画(永遠に大人になれないモラトリアムを延々に演じ続けていた)というジャンルの中でも最高傑作の1本だと思うのだが、ジャック・ブラックのデブでクレイジーな容貌とは裏腹の歌唱にシビれてしまった。

High Fidelity - Jack Black - Let's Get It On



ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
2006-04-19

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



その後私はたまたま『スクール・オブ・ロック』の宣伝に関わっていたので、この映画のジャック・ブラックにはとりわけ思い入れはあるのだが、ジャック・ブラックが来日して六本木にあったハードロックカフェで記者会見をした時に「みんなビートルズは好きか?レディオヘッドは好きか?エルヴィスは?エルヴィスはすきじゃないんだって!」と言っていきなりエルヴィス・プレスリーの「ビバ!ラスベガス」をアカペラで歌い始めたのだが、これが決定打だった。サッカーのスティーブン・ジェラードに関しても芸術的なミドルシュートを目の当たりにしたため、一生フォローし続けようと思ったが、ジャック・ブラックも同じである。

ただジャック・ブラックはデブだし、目もいっちゃっていて、顔も恐いし、そもそも善人の役なんてめったにやらず、どちらかといえばズルい役とか不潔な役が多かったりするのだが、日本未公開の「オレンジ・カウンティ」というトム・ハンクスの息子が主演した映画でパンツ一丁で出てきてもなぜか愛すべき存在のように思えてくるのが不思議である。彼はなんとなくゴムがよれよれに伸びているグンゼのパンツが似合うのではないかと勝手に思い込んでいる。

『スクール・オブ・ロック』はバンドをクビになり、借金まみれになった男が代用教員をしている親友になりすまして名門校にやってきて、生徒たちは音楽の才能があることに気付き、バンドを始めるという本当にひどい男の話なのだが、子どもたちはロックを通して自由な精神を学び、ジャック・ブラックは子どもたちから自分が身勝手で一人よがりで才能がない自分を反省するのだが、映画の最後のインストのセッションで終わるのが良かった。


スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
2006-09-08

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



先日アメリカン・アイドルに講師として映画監督のロブ・ライナーが出ていた。ジェームズ・ダーバンがロブ・ライナーの架空のハードロックバンドを題材にした『スパイナル・タップ』は最高だと言っていたのを聞いて、彼は映画の造詣も深いと感心した。





この中で映画にも出たい人と質問したら、ほとんどの人が興味を持っていたようだが、最初はほんの少しキャラがジャック・ブラックと同じぬいぐるみ系キャラだと思っていたケイシーが「ジャック・ブラックのように演技も歌も素晴らしくなるには・・・」と聞いて、ケイシー、意外と野心家かと思ってしまった。ケイシーは好きだけど、最近は少し垢抜けてしまってジャック・ブラックのようなキモい部分がまったくないし、ケイシーは結構モテる。でもジャック・ブラックは何気にティム・ロビンスの劇団にいたインテリだし、音楽もテネイシャスDというシニカルバンドで活動をしていたりと多才だ。

アメリカン・アイドルのシーズン6のチャリティ特番アイドル・ギブス・バックでは様々な俳優が余興をやるなど協力していて、ベン・スティラ―なども可笑しかったのだが、ジャック・ブラックがシールの「Kiss from a rose」を歌った余興が最高だった。本当に喉が強いし、上手いし、不潔さを演出しているのも良い。あと鼻歌でホイットニー・ヒューストンの「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」を歌っても最高。「Kiss from a rose」はシーズン9の優勝者リー・デワイズも歌っていたけど、リーもケイシーも悪いけどジャック・ブラックには負けている。

American Idol Jack Black


アカデミー賞授賞式でウィル・フェレルとジョン・C・ライリーと競演したジャック・ブラックも素敵だった。

Jack Black, Will Ferrell, John C. Reilly sing at the Oscars®
(ジャック・ブラックに突っ込まれてパンチをするヘレン・ミレンが素敵。
還暦過ぎとは思えないほど美しくて、チャーミングで大好きな女優である)


Jack Black and Will Ferrell "Get Off the Stage" Oscar® song


あと『トロピック・サンダ―』の宣伝がらみで大好きな歌手グラディス・ナイト&ザ・ピップスの「ミッドナイト・トレイン・トゥ・ジョージア」のバックでダンサー兼歌手としてベン・スティラー、ロバート・ダウニーJr.とジャック・ブラックがピップスになりきる映像もあった。多分グラディス・ナイトのシーンと3人のシーンは合成したものだと思うが、これが絶妙で大げさなジャック・ブラックとロバート・ダウニーJr.の抑えた部分の対比が絶妙。その横にいるベン・スティラ―も。

The Pips: Jack Black, Ben Stiller and Robert Downe


「GLEE」を持ち出さなくても向こうの俳優みんなプロ並みに上手い。特にロバート・ダウニーJr.は「アリーmyラブ」でも披露していたけど、声が本当に素敵で、やっぱりエンターテインメント大国は違うなあとつくづく思う。

ジャック・ブラックのシニカルバンド、テネイシャスDとニルヴァーナ、フー・ファイターズのデイブ・グロールと競演しているが、これがなかなか良い。ジャック・ブラックもさることながら、ニルヴァーナ時代からデイブ・グロールのドラムが大好きでシビれる。「Smells like teenage spirit」が惨敗だったケイシー、ジャック・ブラックへの道は遠いけど、がんばれ。

Tenacious D and Dave Grohl - Tribute (Live)


ゴールデンウィークは瑣末な仕事と部屋の掃除と衣替えで終わってしまいそうだが、実は最近、何気に観たい映画は『ガリバー旅行記』。理由はもちろんジャック・ブラックが主演だからである。

この記事へのコメント

メア
2011年05月03日 15:22
こんにちは、私はローバート・ダウニーJrも好きなのです。
ベン・ステイラーと三人で歌ったときは、一緒に歌っているところを見られるなんて、(しかも面白くて)幸せ、と思いました。
ジャック・ブラックのがこんなに多才だとは知りませんでした。教えていただいてまた楽しみが増えました。

ダンス・アイドルですが、コメントを読んで、確かに4人の踊りを見てみたくなりました。
miporing
2011年05月03日 19:50
メアさん、コメントありがとうございます。
ロバート・ダウニーJr.は演技も上手くて、セクシーで、声も良くて、歌もダンスも上手くて、素敵ですね。
この3人は『トロピック・サンダ― 史上最低の作戦』で共演しています。

ダンスアイドルはしつこいようですが、あの4人のファイナルを観たかったです。
ジェイコブは完璧でしたが、毎回ピルエットをやらされていて(確かに美しかった)、もっとテンポの速いダンスも観てみたかったです。エレノアはジェイコブとレガシーとやったコンテンポラリーが高い評価を得ていたように、振付師にすごく評価されていたようですね。あとラッセルは何を見ても楽しかったので、もっと色んなダンスを観たかったです。
メア
2011年05月31日 11:38
「トロピック・サンダー」は雑誌の紹介記事を読んで見てみたいなぁと思いましたが、まだ見ていません。
 スクール・オブ・ロックは見ました。(どこかのケーブルテレビです。)
自分勝手なひどい男なのに、なぜかにくめなくて、JJが演じるとこんなかわいいキャラに(他の映画でも)思えてしまうのが不思議ですが魅かれます。
ppfaith
2011年06月20日 03:05

我が家は私と娘2人ともジャック・ブラックが大好きです。多才さもですが、隠しきれない?品格!が感じられますが、、、私だけかな?
それと、奥様が美人過ぎないチェロ奏者ってのも、桑田佳祐夫妻みたいな才能に惚れてる感じで素敵と思いました!
miporing
2011年06月21日 02:16
ppfaithさん、書き込みありがとうございます。お嬢様ともどもジャックのファンなんですね。ブログを書いて、改めてジャック・ブラックの人気を知りました。

私はジャック・ブラックと結婚したかった…。まあチェロ奏者の方と幸せそうなので良かったなあと思います。

ジャック・ブラックは下品なことや下ネタもやっていますが、非常に計算してやっている点に頭の良さというかスマートさというのを感じます。そこがppfaithさんの言う品格なのかなとも思います。

この記事へのトラックバック

  • プラダ バッグ

    Excerpt: 愛しのジャック・ブラック 独立時代/ウェブリブログ Weblog: プラダ バッグ racked: 2013-07-08 08:20
  • クロエ 財布

    Excerpt: are shocked. can not go wrong. but now there is no other place jerseys good to go.<br> Ai was with Xia.. Weblog: クロエ 財布 racked: 2013-09-06 02:39
  • クロエ 財布

    Excerpt: A Note Buddha Chongxiao sky, dressed in a blue glowing little faint phosphorescent head, Small sea q.. Weblog: クロエ 財布 racked: 2013-09-06 02:39