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zoom RSS 私にとってのマーガレットはくらもちふさこと紡木たくだった

<<   作成日時 : 2014/10/16 00:43   >>

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今日は午前中に歯医者に行った後で大宅文庫に行くことにしたのだが、今日は八幡山の喫茶店ルポーゼすぎでホットケーキが150円の日だったので、朝食を多めに食べた私は昼食はホットケーキにしようと決意。ところが行ってみるとお昼時とホットケーキ150円効果か入口には少しだけ人が並んでいて、少し待たされた。結構みんな知っているのだなあと感心。ここのホットケーキはバターだけでも十分に美味しい。

腹ごしらえをした後で大宅文庫で調べものをし、その後で六本木ヒルズへ向かう。苦手な場所である。どこに何があるのかわかりずらい。今回は「私のマーガレット展」を観に行くのが目的だが、入口まで行くのに何度エレベーターを乗り継げば良いのか途方に暮れた。さらに外は雨が降っていたのだが、会場には多くの人が訪れていた。

このマーガレット展の最初に一定の人数は映像のフッテージを見るのだが、正直めんどくさくて、時間の無駄だと思った。

しかし一旦創刊号を見るとわたなべまさこ、横山光輝の名前がならび、やっぱり少女マンガの歴史を感じさせた。わかたなべまさこ、水野英子といった漫画家が最初いいて、その後わりと恐怖物を書いていた美内すずえ、一条ゆかりなどが登場していく。まだベルばら、アタックナンバーワン、エースをねらえ! 伊賀のカバ丸などはアニメ化などもされて、影響力が大きいコンテンツで知らない人が少ないくらいであろう。

この展示で印象的だったのは紡木たくだけ孤高の存在として独立した存在として分類したこと。彼女のことは短編を書いていたころから友人が良いと勧めてくれたのだが、絵のタッチがそれまでの少女漫画とは全く異なり、またセリフもト書きも最小限で、人物と背景、空気だけで物語を描くことができたし、時代の空気をリアルに描いていたから読者にダイレクトに伝わったのだと思う。原画を見て自分が「ホットロード」の初回から最終回までずっと雑誌掲載で読んでいたことを思い出した。今も気になるマンガは雑誌で読むようにしているのは最初の掲載時の作家の意気込みをその大きさで受け止めたかったのだと無意識に感じていたからだろう、

あとここ最近台風の音で夜がうるさくて眠れないときはくらもちふさこの昔のマンガを読んでいたのだが、くらもちふさこが描いた男子というのがマーガレットのプロトタイプのような存在でもあったし、主人公も自分に自信のない女の子が大部分で、そんな子が不器用にどう恋をしていくのかを余計なト書きとセリフなく、技法だけで魅せていく。くらもちふさこは新しい作品に取り組むたびに描線や話法を変えていく。必ずしもすべて成功しているわけではないけれど、軸はブレていないから変わることを恐れていない。「Kiss+πr2」は男の子が主人公の少女マンガというのを書いた先駆でもあった。今も昔もずっと憧れの作家だ。

会場には私がマーガレットでリアルタイムで初めて読んだ「東京のカサノバ」の原画もあった。クライマックスで演劇部の主人公が女優である大好きなちーちゃんのお母さんと共演する。彼女との共演して、仕草・振る舞いを見て「この人はちーちゃんのお母さんなんだ」と自覚する過程、そして女優に母子として一緒に暮らそうと言われたちーちゃんが断る代わりに確かキスかハグをするのだが、それがすごく粋だと思ったことが懐かしい。

もちろんマーガレットはその後も続き、作家を多く生み出してはいる。この展覧会は一つの雑誌の変遷から少女マンガの歴史が見える興味深い内容の展示だった。

ただ場所が場所だけに早く地上のわかりやすい場所に戻りたいと思って、さっさと会場を後にしてしまった。

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